済州道と済州観光公社は11月22日、ソウル市内のBOマーケット・ソウル路店で持続可能型観光政策の一環で済州田舎旅行統合ブランド「KaReum Stay」公開イベントを開催した。この日のイベントには国会行政安全委員会オ・ヨンフン議員や観光業者の代表たち、ブランド専門家らが出席した。イベントは「KaReum Stay」を代表し、済州地域の住民代表としてキム・ミヒョン下孝サロン協同組合代表とヤン・グンモ旧左住民旅行社のプロデューサーが進行役を務めた。
「KaReum Stay」は済州の小さな村、町を意味する「KaReum」と滞在を意味する「Stay」を組み合わせた言葉で、済州の田舎に滞在する旅行を表現する、済州田舎旅行統合ブランドだ。済州の方言である「KaReum」は、小さな村を意味するが、特に東・西エリアを呼ぶときは「東KaReum」「西KaReum」と称し、南・北エリアは「アルKaReum」「ウッKaReum」と言う。
済州観光公社の関係者は「これまで済州の地域観光の活性化のため、エコパーティーなど住民主導の田舎観光活性化事業を推進してきた」とした上で「特に消費者たちの旅行トレンドの変化に合う、質の高いサービスや魅力的な商品を開発するためには、統合されたブランド体系における管理、一貫したブランド戦略が必要だった」とコメントした。
済州観光公社は「KaReum Stay」ブランドをPRするため、MZ(ミレニアル+Z)世代をターゲットに12月5日まで、ソウル市内のBOマーケットでポップアップ展示およびPRイベントを実施。
済州観光公社のコ・ウンスク社長は「今回のKaReum Stayブランドの主体はまさに地域住民と業界で、公社はこうしたブランド体系の中で管理とブランド戦略を実行する主体」とした上で「これからKaReum Stayをしっかり育成していく方針だ」と語った。