韓国で最も美しいイチョウの木に挙げられる、江原道原州市の「磻渓里イチョウの木」。夜の間みぞれ混じりの秋雨が降り、黄金色に染まっていたイチョウの葉がパラパラと地面に落ちた。天然記念物に指定されているこのイチョウの木は樹齢800年を超え、高さ32メートル、周囲16メートルに達する。勇壮とした大きさを誇る木だけに、落ち葉の量もすごい。
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数日前ここを訪れたときには黄色く染まり絶頂を迎えたイチョウを見に来た人たちでにぎわっていたが、突然寒さが訪れたことで、人も秋も去ってしまったようで名残惜しい。ドローンの力を借りて空から見下ろすと、まるで黄色いじゅうたんが敷かれているようだ。色が美しい季節、秋を送り出しながら別れのあいさつをした。「Good-bye, fall.」
オ・ジョンチャン記者