映画監督イ・ジェフン「『ブルー・ハピネス』、チョン・へインを念頭にシナリオ書いた」

 【NEWSIS】俳優イ・ジェフンが映画監督に挑戦する。

 イ・ジェフンは韓国のOTTサービス「WATCHA(ウォッチャ)」のショートフィルムプロジェクト「アンフレームド」を通じて映画『ブルー・ハピネス』を演出する。

◆【写真】花が似合う男、チョン・へイン=釜山映画祭

 『ブルー・ハピネス』は、未来に対する不安や悩みに向き合いながら平凡な人生を夢見る就活生チャンヨン(チョン・へイン)が、いくら頑張ってもなかなか手に入らない幸せを追い求める物語を描く作品だ。

映画監督イ・ジェフン「『ブルー・ハピネス』、チョン・へインを念頭にシナリオ書いた」

 同作には誰もが一度は悩む就職、お金、恋愛など、現実的な話が込められている。チョン・へインをはじめ、イ・ドンフィ、キム・ダイェ、タン・ジュンサン、ピョ・イェジンらが出演する。

 イ・ジェフンは「わたしと縁があった俳優たちにいろいろ助けてもらった作品」とした上で「俳優たちが引き立って見えればうれしい」とコメントした。特に、チョン・へインを念頭に置いてシナリオを書いたと打ち明けたイ・ジェフンは「わたしが考えたチャンヨンの200%以上をやってのけた。モニタリングするたびに驚いた。チョン・へインがいなかったら、これほどの作品はできなかっただろう」と称賛した。

 一方、チョン・へインはシナリオを受け取るやいなや、イ・ジェフンに長文のメッセージを送り、共感を表した。ノーギャラで参加したという。チョン・へインは「イ・ジェフン監督は俳優が楽に演じられるよう、エネルギーを送り、元気づけてくれた」と話し、感謝の気持ちを伝えた。

 「アンフレームド」は演技者4人がシナリオを書き、演出した映画を披露するプロジェクトだ。『ブルー・ハピネス』のほかパク・ジョンミンの『学級委員長選挙』、ソン・ソックの『再放送』、チェ・ヒソの『バンディ』がある。来月8日に公開される。

チェ・ジユン記者

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