【ロサンゼルス、ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)は28日(以下、現地時間)、米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで行ったコンサート 「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE ― LA」で、これまで変わらず応援し続けてくれたARMY(ファンの愛称)に感謝の気持ちを伝えた。
J-HOPE(ジェイホープ)は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中で、2年ぶりに開かれる(オフライン)コンサートの会場を埋めてくれたARMYの歓声、応援を聞いたことは僕のヒストリー、思い出の大きな部分を占めることになると思う」と、こみ上げる熱い思いを語った。
JIMIN(ジミン)は「韓国でステージに上がったときはカメラだけが前にあった。こうして皆さんと一緒にいることができ、数年前に戻った感じだ」とし、公演を待ち続けたファンに感謝の言葉を述べた。
リーダーのRM(アールエム)は「昨日はとても緊張したせいでエネルギーを使い切ってしまい、しんどかったが皆さんとまた会えるという事実のおかげで再び元気が湧いた」と笑顔を見せた。
JUNG KOOK(ジョングク)は「今、この瞬間が本当に大切な思い出として残ると思う」と語った。
SUGA(シュガ)は今回のコンサートでメンバーのソロステージがないことについて「2年ぶりに皆さんと会うのでメンバー7人に集中してほしいという思いがあった」とし、キューシートや装置などもメンバーが一緒に準備したと説明した。
公演の後半部では、最年長メンバーのJIN(ジン)が米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」に登場する巨大人形「ヨンヒ」を連想させる姿で登場し笑いを誘った。
JINは会場のファンに「周りを見渡してほしい。まるで映画のようではないか」と問いかけ、「僕と皆さんがこうして一つの映画を作り上げていくと思っている。この映画を作るためにどんな努力でもする」と力を込めて語った。また、「皆さんとともに人生の映画を作ると思うと、とても気分がいい。僕たちの人生が終わるときまで作り続ける映画だ。よろしくお願いします」とあいさつした。
V(ブイ)は「ものすごい英語(のコメント)を準備したが難しいので韓国語で話す」とおどけた後、「昨日と今日、ARMYの歓声、熱気など全てを感じ取っている」と話すとともに、ファンへの感謝を伝えた。
同コンサートは2019年10月のソウルでのワールドツアーファイナル公演以来、約2年ぶりのオフライン公演で、27日に始まった。12月1、2日の公演を合わせ計4回開催される。