【NEWSIS】第42回青龍映画賞授賞式では映画『モガディシュ』が主人公になった。
26日午後、ソウル市永登浦区汝矣島洞のKBSホールで開催された今回の授賞式で、『モガディシュ』が主要賞の最優秀作品賞や監督賞(リュ・スンワン)をはじめ、5冠を達成した。『モガディシュ』は最多観客賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)、美術賞(キム・ボムク)に至るまで、五つのトロフィーを手にした。
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特に、リュ・スンワン監督は『生き残るための3つの取引』『ベルリンファイル』に続き、青龍映画賞だけで3度目の監督賞受賞となった。リュ・スンワン監督は「世の中には一人でできることがあり、一人ではできないことがある。映画をつくるということは、一人ではできない」と話し、感極まった。
さらに、自分が演出部門の新人だったころからいろいろ教えてくれたとし、シネ2000の代表だった故イ・チュンヨン氏に感謝の意を表した。
今回の授賞式は、昨年10月30日から今年10月14日までに公開された韓国映画172本が対象となった。また、青龍映画賞42年の歴史上初めて、OTTプラットフォームの作品が候補作に挙がった。Netflixの『楽園の夜』『スペース・スウィーパーズ』『ザ・コール』などだ。『スペース・スウィーパーズ』は技術賞(チョン・チョルミン、チョン・ソンジン)を受賞した。
イ・ジェフン記者