【ソウル聯合ニュース】韓国総合コンテンツ大手、CJ ENMが運営する音楽専門チャンネルのMnetは16日、ソウル市内のホテルで記者会見を開き、音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」を来月11日にソウル近郊・坡州市内のスタジオで有観客開催すると発表した。観客数の規模は未定。
昨年は、新型コロナウイルスの影響で無観客で開催された。
パク・チャヌクMAMA総括プロデューサーは「多くの観客は招待できないが、歌手と観客が出会うという点が今年の最大の変化だ」とし、「政府の防疫規則を順守し、安全に実施する予定だ」と述べた。
今年の授賞式は「MAKE SOME NOISE」をコンセプトに、歌手のイ・ヒョリが女性として初めて司会を務める。
第1弾のラインアップとして、Mnetのオーディション番組「プロデュース101 シーズン2」から誕生した男性グループWanna One(ワナワン)、Mnetの女性ダンスチームのサバイバル番組「ストリートウーマンファイター」に出演した8チームの出演が発表された。海外からは、英国を代表するシンガーソングライター、エド・シーランが出演する。
人気グループ、BTS(防弾少年団)の出演は未定となっている。
新型コロナの世界的流行(パンデミック)により、昨年に続いて今年も韓国での開催となるが、今後はアジアを越えて米国で授賞式を開催し、K―POPの地位を高める計画だ。
CJ ENMのキム・ヒョンス音楽コンテンツ本部長は「世界最高のK―POP授賞式にふさわしく、アジア市場と隣接市場に開催地域を拡大し、世界1位の音楽市場である米国でもMAMAを開催したい」と述べた。