イ・ジョンジェに「有名になってみてどう?」 米国記者の質問が物議…なぜ?

【NEWSIS】デビュー29年目の俳優イ・ジョンジェが、米国メディアから「有名になってみてどうか」という質問を受けた。

 イ・ジョンジェは今月9日(現地時間)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれたNETFLIXドラマ『イカゲーム』のスクリーニングイベントに出席した。ファン・ドンヒョク監督とパク・ヘス、チョン・ホヨンなども同席した。

◆【写真】イ・ジョンジェ&パク・ヘスら、信頼できる俳優たち=『イカゲーム』

イ・ジョンジェに「有名になってみてどう?」 米国記者の質問が物議…なぜ?

 米国NBCの『Extra TV』の記者は「今では人々がよく知っているので、家の外に出づらいのではないか」とし、「『イカゲーム』配信後、最も大きな生活の変化があったとしたら何か」と尋ねた。これにイ・ジョンジェはほほ笑みを浮かべ「はい、私に気付いてくれる人が大勢出てきたことが最大の変化のように思う」と答え、その上で「米国ではね」と付け加えた。

 「レストランや街角でも気付かれて驚いた」「目が合うなり『イカゲーム』の話をするので、『私たちのドラマは本当に成功した』と感じた。楽しんでくれたことに感謝した」と語った。

 イ・ジョンジェは1993年にドラマ『恐竜先生』でデビューした。翌年『砂時計』で一気にスターダムにのし上がった。映画『ハウスメイド』(2010)、『10人の泥棒たち』(2012)、『新しき世界』(2013)、『観相師-かんそうし-』(2013)、『神と共に』シリーズ(2017-18)などを通じて、韓国国内だけでなく海外でも人気が高い。

 一部の韓国ネットユーザーは不適切な質問だと指摘した。「事前調査をしていないらしい」「ハリウッド中心の偏狭な思考」と批判した。あるネットユーザーは「イ・ジョンジェは韓国ではずっとトップスターだった」とし、「にわかスター扱いしてはならない」とコメントした。一方で「米国の記者だからよく知らないこともあり得る」「米国での認知度の変化を尋ねたのではないか」「イ・ジョンジェも不愉快そうな気配は見せなかった」などといった反応も多い。

チェ・ジユン記者

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