忠清北道堤川市の清風湖を横切り、玉筍峰まで続く「堤川・玉筍峰つり橋」が10月22日に開通した。
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玉筍峰つり橋の建設事業は2015年、中部内陸広域観光開発事業基本計画に含まれ、第一歩を踏み出した。昨年6月に着工し、およそ1年4カ月でその威容を見せつけた。
市が国費32億ウォン(約3億1300万円)を含め、およそ85億ウォン(約8億3200万円)を投じて建設したこの橋は、全長222メートル、幅1.5メートル規模だ。つり橋から続くデッキロードは270メートルで、44メートルの階段、駐車場、進入路もある。
開場時間は午前9時から午後6時までで、当分は休日なしとなる予定だ。利用料金は、来年3月までは無料で、4月1日からは3000ウォン(約290円)とし、堤川貨幣「モア」で2000ウォン(約195円)を還付する。
玉筍大橋を渡った水山面魁槐里は以前、南漢江に橋が六つもある大きな村だった。しかし、忠州ダムの建設により水没し、陸路が途切れ、今では8キロ以上迂回するか船を利用しなければ入れなくなった。
この日開通したつり橋は、玉筍大橋と玉筍峰を結ぶ生態探訪路で、機能だけでなく、魁槐里の人たちのアクセスを大幅に改善する見通しだ。
イ・ビョンチャン記者