【NEWSIS】私生活をめぐり物議をかもし、疑惑を認めた俳優キム・ソンホが予定通り、映画『悲しき熱帯』(パク・フンジョン監督)の撮影に臨むことが分かった。
『悲しき熱帯』の投資配給を手掛けるNEWは1日、「制作スタッフは悩んだ末、キム・ソンホとともに年内に撮影を行うことを決めた」との立場を表明した。
『悲しき熱帯』はキム・ソンホの映画デビュー作で、韓国人の父親とフィリピン出身の母親の間に生まれた少年がボクシング選手を夢見て、父親を探して韓国を訪れたことから繰り広げられるエピソードを描く。
これに先立ち、先月17日に結婚を口にして中絶を強要したことなどを暴露する書き込みがインターネット上に掲載され、物議をかもしたキム・ソンホは、同月20日に所属事務所を通じ、「わたしはその方に好感を抱いて会っていた。その過程で、私の不覚と思慮深くない行動により、その方を傷つけてしまった」との立場を示した。
疑惑が浮上した後、広告業界を中心にキム・ソンホを消す動きが始まった。その後、キム・ソンホはバラエティー番組『ハッピーサンデー』の「1泊2日」コーナー(KBS第2)を降板し、キム・ドクミン監督のオムニバス映画『ドッグデイズ』やイ・サングン監督の『2時のデート』も降板が決まった。
ノ・ジョンヒョン記者