【NEWSIS】防弾少年団(BTS)が、ソニーと別れてユニバーサル・ミュージックとタッグを組む。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は22日(現地時間)、「BTSが米国をはじめとする各地域のマーケティングおよび流通に関してユニバーサル・ミュージックと契約を結ぶことで合意した」と報じた。ただし、具体的な契約条件は伝えられていない。
所属事務所HYBEは、WSJの取材に対し「ソニーと共に過ごした時間については非常に感謝している」とし、「ユニバーサルと協力して、われわれの新たな場を開いていけることを期待している」とコメントした。
ユニバーサル・ミュージックは既にHYBEと数回にわたって協力してきた会社だ。BTSが日本語バージョンをリリースする際には、ユニバーサル・ミュージック・ジャパンが流通を引き受け、今年2月にはHYBEの前身ビッグヒットと新ボーイズグループのデビューに向けた合弁投資会社を設立した。さらにユニバーサル・ミュージックは、ビッグヒット、YGエンターテインメントと共に、オンラインK-POPコンサートのストリーミング・プラットフォームにも共同投資した。
フランスのメディアグループ「vivendi」から今年9月に分社したユニバーサル・ミュージックは、ビートルズ、レディー・ガガ、ドレイクなどトップクラスのアーティストの音盤レーベルとして有名だ。これまでBTSは米国市場などのマーケティング、プロモーションに関して、ソニーの系列企業であるコロムビア・レコードと協力してきた。BTSの音楽のグローバルな流通もまた、ソニーの子会社であるジ・オーチャードが担当してきた。
なおBTSは来月、米国ロサンゼルスで2年ぶりのオフライン大規模コンサートを開く予定だ。
キム・ジウン記者