【ソウル聯合ニュース】米動画配信大手、ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」の世界的な人気を受け、米グーグルでの韓国ウォンの為替レート検索件数が急増したことが分かった。米ケーブルチャンネルのフォックス・ビジネスが5日(現地時間)、報じた。
報道によると、米ファッション誌「ハーパーズバザー」の編集長は「『イカゲーム』が放映されてから、その人気によって韓国ウォンがグーグルで世界で2番目に多く検索された通貨になった」と検索結果のグラフを添えてツイッターに投稿。また、「ウォンを現地通貨に換算」も人気検索語だと説明した。
世界の視聴者が、ドラマの中で登場人物が参加するサバイバルゲームの賞金総額が自国の通貨ではいくらになるかを知るために検索しているとみられる。
「イカゲーム」は9月17日に配信が始まった後、ネットフリックスのテレビ番組ランキングで世界1位となった。
フォックス・ビジネスは、4~6月期に米国とカナダのネットフリックス加入者数が40万人減少した一方、同作の人気を受けて世界の加入者数は同期間に154万人増加したことを考慮すれば、ネットフリックスは北米の優先順位を下げる必要があると指摘した。