日本の放送作家が『イカゲーム』を高評価「『カイジ』や『神さまの言うとおり』と似てるけど」

 【NEWSIS】日本の放送作家・鈴木おさむが、世界的にシンドロームを巻き起こしているNetflixオリジナル・シリーズ『イカゲーム』を高評価した。鈴木おさむは、一部で漫画が原作の映画『賭博黙示録カイジ』や『神さまの言うとおり』を『イカゲーム』がパクったとされる点についてコメントした。

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 鈴木おさむは9月30日、日本のオンラインメディア「AERA dot.」に『イカゲーム』に関するコラムを寄稿した。

日本の放送作家が『イカゲーム』を高評価「『カイジ』や『神さまの言うとおり』と似てるけど」

 鈴木おさむは一部で浮上している『イカゲーム』のパクリ疑惑について「あらすじだけ聞くとある思いを抱く人も多いと思います」とした上で内容を説明し、「はい。これで思いますよね。『カイジ』じゃん、『神様の言うとおり』じゃん、と」とつづっている。

 そして「確かに、『カイジ』であり『神様の言うとおり』に似てるところがいくつもあるのは否めない」としながらも「だけどね、2話、3話、4話、そして5話!! と見進めていくうちに、そんなことどうでもよくなる」「イカゲームの参加者たちの主人公以外のキャラクターもどんどん変化していき、意外な人物が後半、重要人物になってきたり。特に5個目のゲームの回は、個人的には胸が締め付けられてね、もう、涙が出てきてしまった」とコメント。

 さらに「こういうデスゲームものって、最後のオチは謎で終わらせたり、引っ張りまくったりするのだが、それはない。ちゃんと終わらせている」とした上で「パクリ疑惑で騒がれ始めたのは僕的には逆に宣伝になってるんじゃないかと思いますが、皆さんはどう思うのか」と問い掛けている。

 鈴木おさむはドラマ『殴り愛、炎』『先生を消す方程式。』『M 愛すべき人がいて』『奪い愛、冬』『甘王の共感スクール』、映画『新宿スワン』『ONE PIECE FILM Z』などの脚本を手掛けた。

 なお、先月17日に配信された『イカゲーム』は韓国のドラマとして初めて、米国Netflixの「きょうのトップ10」1位を記録するなど、世界的に人気を集めている。

ナ・ギュウォン記者

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