【ソウル聯合ニュース】米ビルボードが昨年新設してから1年が経ったグローバルチャート「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」で、韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が最も多く1位を獲得したことが分かった。
ビルボードは28日(現地時間)、グローバルチャート新設から1年を迎え、MRCデータとともに「Global Music and Chart Report」と題した報告書を公開した。
ビルボードは昨年9月、米国にとどまらず世界的に人気のある曲の流れを反映するため、世界200地域以上で集計されたデータを基に人気曲の順位を付ける「ビルボード・グローバル200」と米国のデータを除外した「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」を新設した。
BTSは「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」で1位を通算15回獲得した。「Dynamite」が8回、「Butter」が5回、「Life Goes On」と「Permission to dance」がそれぞれ1回トップに立った。「ビルボード・グローバル200」での1位獲得数は通算9回で、トップのオリビア・ロドリゴ(通算14回)に次いで多い。
「Dynamite」は両チャートに52週連続ランクインし、ロングセラーとなった。
韓国の人気ガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)も「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」で、「Lovesick Girls」とメンバーのロゼのソロ曲「On The Ground」がそれぞれ1位を1回獲得し、存在感を示した。
報告書は、閉鎖的な日本市場とは異なり韓国歌手は国境を越えるクロスオーバーに集中し、ここ数年で世界市場で大きな成功を収めたと指摘した。