【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)の2曲目の英語曲「Butter」が、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で5週ぶりに1位に返り咲いた。ビルボードが7日(現地時間)、発表した。米人気女性ラッパー、メーガン・ザ・スタリオンがフィーチャリング参加した新たなリミックスバージョンが8月27日にリリースされ、これを追い風に前週の7位から盛り返し、通算10回目となる1位を獲得した。
5月にリリースされた「Butter」は8月初めまで通算9回、1位を記録した。今年のホット100では1位獲得数が最多。1位陥落後の4週もトップ10圏内にとどまり続け、揺るぎない人気を示した。
ビルボードによると、63年におよぶ同チャート史上、1位獲得が10週以上の楽曲は「Butter」を含め40曲しかない。直近では、昨年1~3月にロディ・リッチの「The Box」が11週を記録している。
最新のホット100発表を受け、BTSはツイッターの公式アカウントで、「ARMY(ファンの愛称)の皆さんの愛をたっぷり受け取って、また1位に立てた」としながら感謝の気持ちを伝えた。
新リミックスバージョンのリリース初週、「Butter」のダウンロード数は14万3000回と前週のほぼ2倍となった。音源セールスを基に順位を算出するビルボードの「デジタルソングセールス」では14週連続で1位を守った。