『人間失格』チョン・ドヨン「リュ・ジュンヨルは演技のために水火も辞せず」

　チョン・ドヨンがリュ・ジュンヨルの演技に対する情熱を称賛した。

　2日午後、JTBC新土日ドラマ『人間失格』のオンライン制作発表会が開かれ、演出を担当するホ・ジンホ監督をはじめチョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルが出席した。

　『人間失格』は、人生の下り坂の途中でふと「何も成し遂げられなかったこと」に気付いてしまう、光に向かって最善を尽くし歩んできた平凡な人々の物語を描く。同作でチョン・ドヨンは、作家になりたかったゴーストライター、プジョンを演じる。

　この日、チョン・ドヨンはリュ・ジュンヨルの演技に対する情熱を激賞した。「リュ・ジュンヨルは演技のために水火も辞さない？」という質問に対し、チョン・ドヨンは頭の上で大きな丸を描いてみせ、笑いを誘った。続いてチョン・ドヨンは「私が思うに、ジュンヨルさんはすごくしつこくて激しく、一つも逃したくないという欲を持ってそうだった」とし、「傍で見ていた人間として、そう思った」と称賛した。

　これにリュ・ジュンヨルは「僕も先輩と初めてお会いして演技を一緒にやるとなったとき、最初のイメージはすごく余裕がありそうで、演技の達人みたいに思えたけれど、撮影している間、かなり悩んでいらっしゃる姿を見て、僕は自分なりに見つけたと思っていた余裕をあらためてチェックするようになった」と回想した。

　その上で「僕もかなり悩んでいたが、先輩もかなり悩んでいらっしゃるんだなと感じたし、先輩もまた水火を辞さない」とコメントした。

　JTBC10周年特別企画『人間失格』は、9月4日夜10時30分スタート。

イ・ウジョン記者