済州道西帰浦市内中心部の公園、特化した通り、観光地を結び付ける道「ハヨンオルレ」3コースが誕生した。
「ハヨン」という言葉は「多い」を意味する済州の方言で、西帰浦市内中心部には公園や水、おいしいものが多いという意味が込められている。
西帰浦市が8月2日に発表したところによると、「ハヨンオルレ」は旧市街の公園6カ所、特化された通り3カ所の自然・人文を結び付けて造成した3コースからなるという。5月に第1コース、6月に第2コース、そして7月31日に第3コースがオープンし、「ハヨンオルレ」3コースがすべて開通した。
第1コースは西帰浦市庁を出発し、コルメ生態公園-七十里詩公園-セヨン橋-セソム公園-天地淵の滝-アランジョウル通りを経て、西帰浦市庁に戻ってくる8.9キロの区間だ。
第2コース(6.4キロ)は李仲燮(イ・ジュンソプ)通り、チョンモシ休憩所、チャグリ公園、アランジョウル通りなど海と文化、グルメ中心なのが特徴だ。第3コース(7.5キロ)はソムバン川や智蔵泉など水辺をめぐる区間だ。
「ハヨンオルレ」は済州オルレのようにスタンプツアーが可能で、地図やパスポートは近くの観光案内所や西帰浦市案内デスク、済州オルレ旅行者センターで手に入れることができる。
西帰浦市のキム・テヨプ市長は「ポスト・コロナ時代における非対面、個別観光の流れに合わせた『ハヨンオルレ』に対する関心が熱い」とした上で「オルレ愛好者たちが見どころや楽しさを満喫することができるよう、道の魅力を高めていきたい」とコメントした。
オ・ジェヨン記者