韓中日の参加者が競う「ガールズプラネット999」 早くも話題

韓中日の参加者が競う「ガールズプラネット999」 早くも話題

【ソウル聯合ニュース】韓国、中国、日本からの参加者がデビューを目指してしのぎを削る韓国音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組「ガールズプラネット999:少女祭典」が初回から大きな話題を集めている。

 韓国放送局のコンテンツ流通や広告事業を手掛けるスマートメディアレップ(SMR)の分析によると、16日現在、同番組のクリップ映像の累計再生回数は721万7800回を超えた。

 同番組では、韓中日3カ国から33人ずつ、計99人の参加者の中からガールズグループのデビューメンバー9人が選ばれる。

 制作陣は、視聴者投票の不正操作で物議を醸したMnetのオーディション番組「プロデュース101」シリーズとは差別化された「ガールズプラネット999:少女祭典」の公正性を強調し、新たな世界観を構築することに力を注いでいる。

 「ガールズプラネット」は99人の少女が境界を越えて集まった新たな世界を意味する。視聴者は「プラネットガーディアン」であり、司会を務める俳優のヨ・ジングは視聴者とガールズプラネットをつなぐ案内役「プラネットマスター」、歌手のSUNMI(ソンミ)とティファニー・ヤングは少女たちの憧れである伝説のK―POPアーティスト軍団「K―POPマスター」として出演する。

 また、「セル」という概念も導入された。韓中日の参加者1人ずつ、計3人で構成されたセルは、ほかのセルとの競争で勝ち残らなけれならない運命共同体だが、上位の参加者は新しいセルを作ることもできる。

 番組に対するネット上の反応も熱い。今月6日に放送された初回のクリップ映像の再生回数は500万回を突破した。初回の再生数が374万回だった「プロデュース48」(2018年6~8月放送)の1.3倍に上る。

 制作陣はクリップ映像だけでなく、参加者のステージパフォーマンス映像のフルバージョンもオンラインで公開した。編集は最小限にとどめ、拡張現実(AR)を使わずに参加者の実力をありのままに伝えているのが特徴だ。

 再生数が最も多い映像は、ガールズグループ、CLC(シーエルシー)のメンバーでもある参加者チェ・ユジンが歌手ヒョナの「Bubble Pop!」を歌ったときの映像で約62万回再生された。

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