【STARNEWS】映画『時をかける少女』『おおかみこどもの雨と雪』などで韓国でもよく知られている細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』が9月に韓国で公開される。配給を手掛けるアーリーバード・ピクチャーズが17日に発表した。
『竜とそばかすの姫』は、幼い頃に母を亡くし、大好きだった歌を歌えなくなっていた女子高生すずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界「U」にベルというアバターで参加したことから繰り広げられるエピソードを描く、メタバースを舞台としたファンタジー作品。
なお、『竜とそばかすの姫』は第74回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プルミエール部門で初上映され、海外メディアから好評を得た。日本では7月16日に公開され、3週連続で興行成績ランキング1位を占めた。新型コロナウイルス感染症拡大により委縮していた劇場環境においても通算観客動員数300万人を超え、興行収益42億円を突破した。これは、細田守監督にとって最高のヒット作『バケモノの子』のスピードを上回るもので、注目されている。
『竜とそばかすの姫』は9月から韓国国内のロッテシネマで上映される。
チョン・ヒョンファ記者