【ソウル聯合ニュース】韓国女性グループ、少女時代のテヨンが6日、ディスコポップジャンルの新曲「Weekend」をリリースした。前作「What Do I Call You」やシンガーソングライターCrush(クラッシュ)とコラボした「Let Me Go」とは異なり、明るく弾けるような魅力を表現した曲だ。テヨンは所属事務所を通じ、今回の新曲を「高音やアドリブのない、聞きやすい曲」と紹介。「できる限りさりげなく、余裕を持って歌おうと努力した」とし、「ある部分だけを特徴とするのではなく、全体的に(曲が)自然に流れていった」と説明した。
「Weekend」というタイトルからもうかがえるように、繰り返される日常から離れ、週末ぐらいはやりたいことをして自由に過ごそうという気持ちを込めた。歌うようにラップをする「シンギングラップ」で弾む心を強調し、軽快なギターとレトロなシンセサイザーのサウンドでリズム感を生かした。
ミュージックビデオ(MV)にも「日常からの脱出」というテーマがはっきりと表れている。先ごろ公開された予告映像では、オフィスで退屈そうに仕事をしているテヨンが、突然時間が止まると「今だ!」という表情を浮かべる姿が描かれている。
テヨンは「歌詞に合わせて『日常から離れて行きたいところに行こう』というコンセプトでMVを撮影した」とし、「飛行機に乗っていたのが昔のことのようだが、飛行機のセットで撮影したらわくわくした」と振り返った。
また、テヨンは久々にダンサーを従えてのパフォーマンスも披露。どこかに旅立ちたい気持ちを、腕を交差させるダンスで表現した。
8日に放送される韓国ケーブルテレビチャンネルMnetの音楽番組「M Countdown」を皮切りに各番組に出演し、ステージに立つ予定だ。
テヨンは「『Weekend』で少しでも息苦しさのない楽しい週末を過ごしてほしい」としながら、「皆さんにとって、私が週末のように来るまでは待ち遠しく、来たら幸せで風通しをよくする存在になりたい」と抱負を語った。