【ソウル聯合ニュース】カンヌ国際映画祭は23日(現地時間)、来月6日から17日まで開催される第74回映画祭のコンペティション部門の審査委員として韓国の俳優、ソン・ガンホを含む9人を発表した。
審査委員長を務める米国のスパイク・リー監督をはじめ、7カ国で活動する監督、俳優らが審査委員に選ばれ、コンペティション部門にノミネートされた24作品の審査を行う。
俳優ではソン・ガンホのほか、フランスの俳優タハール・ラヒム、フランスの女優兼監督メラニー・ロラン、米国の女優マギー・ギレンホールが選出された。
カンヌ国際映画祭はソン・ガンホについて、韓国映画として初めて同映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、米アカデミー賞で作品賞を含む4冠に輝いたポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」に主演し、韓国映画の歴史に新たな1ページを刻んだと紹介した。
韓国の映画関係者がカンヌ国際映画祭の審査委員に選ばれたのは、申相玉(シン・サンオク)監督、イ・チャンドン監督、女優のチョン・ドヨン、パク・チャヌク監督に続いて5人目。ソン・ガンホは、今年の映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門の出品作であるハン・ジェリム監督の「非常宣言」(原題)にも主演している。