遺伝子からして違う? 韓国スポーツ界のスターを父に持つ2世たち

遺伝子からして違う? 韓国スポーツ界のスターを父に持つ2世たち

 最近、1枚の写真がインターネット上を熱くしている。名前しか知られていなかったカン・ホドンの息子、カン・シフ君(12)の姿が初めて公開されたからだ。ゴルフ有望株の大会に出場したカン・シフ君は、過去にシルム(韓国相撲)で天下壮士(横綱)となった父親の遺伝子をそのまま受け継いでいるかのようにがっしりした体格、ただならぬパワーを誇り、注目を集めた。

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 カン・シフ君はこの日、インタビューに臨み、「(ドライバーが)うまくいけば230ー240メートル飛ぶ」とした上で、「タイガー・ウッズみたいな選手になりたい」と抱負を語った。通常、男性プロゴルファーはドライバーの飛距離が265メートルほどと推定されることから、カン・シフ君のただならぬパワーがうかがえる。

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 このように、父親の「運動遺伝子」をそのまま受け継いだスター2世が話題を呼んでいる。今年5月、元サッカー選手の李同国(イ・ドングク)の娘イ・ジェアちゃん(13)はアジアテニス連盟(ATF)国際ジュニア大会に出場して二冠を達成し、アジア連盟のジュニアランキング1位になった。そのほかソラちゃん、スアちゃん、シアン君はまだ将来の目標を定めていないようだが、さまざまな番組を通じて見事な運動神経を見せつけており、将来が期待される。

遺伝子からして違う? 韓国スポーツ界のスターを父に持つ2世たち

 将来が期待されるもう一人の主人公は、総合格闘技選手の秋山成勲(韓国名:秋成勲〈チュ・ソンフン〉)の娘・紗蘭(サラン)ちゃんだ。以前、バラエティー番組を通じてキュートな魅力を振りまいていた紗蘭ちゃんは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)チャンネルを通じてすっかり大きくなった姿を披露し、ヨガやストレッチ、水泳など、さまざまな分野で人並みならぬ運動神経を見せつけ、話題を呼んでいる。

遺伝子からして違う? 韓国スポーツ界のスターを父に持つ2世たち

 米国でのメジャー生活を終え、韓国プロ野球界で活躍している秋信守(チュ・シンス)の息子ムビン君(16)の動向も気になる。現在、米国に残って高校で野球選手として活躍しているムビン君は、父親に負けないほどがっしりした体格を誇る。

 父親の後を継ぎ、プロとして実力を認められたスター2世もいる。圧倒的な実力を誇ったバスケットボール選手ホ・ジェとその息子ホ・ウン、ホ・フン兄弟がその主人公だ。ホ・ウン、ホ・フン兄弟はずば抜けたバスケットボールの実力だけでなく、見事なビジュアルまで兼ね備えており、韓国プロバスケットボール人気の上昇に寄与している。

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 元プロ野球選手の李鍾範(イ・ジョンボム)の息子である李政厚(イ・ジョンフ)、元体操選手の呂洪哲(ヨ・ホンチョル)の娘ヨ・ソジョンも父親の跡を継いだ。特に李鍾範と呂洪哲はそれぞれ韓国代表としても活躍し、アジア大会で金メダルを手にしており、金のDNAを誇る。李政厚もヨ・ソジョンも東京オリンピック出場が有力視されているが、オリンピック金メダルという、父親が果たせなかった夢を成し遂げることができるのか、関心が注がれている。

ハ・ナヨン記者

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