間もなく熱くなりそうだ。2PMが6月末に完全体で戻ってくる。
2008年に歌謡界にデビューした2PMは、一日のうち最も熱い時間(Hottest time of the day)を意味する名前のように、強烈な魅力で注目を浴びてきたグループだ。特に、野生的な雰囲気と男らしさをアピールするコンセプトで「野獣アイドル」と言われた。
唯一無二のグループとしてその地位を確固たるものにした2PMは、2016年に6枚目のフルアルバムをリリースして以来、およそ5年間の空白期間がある。メンバーたちが兵役に就いたからだ。テギョンがスタートを切って2017年9月4日に入隊し、2018年5月にJun.K、7月にウヨン、2019年5月にジュノ、6月にチャンソンが入隊した。
時間がたち、今年3月にジュノが召集解除され、全メンバーの兵役が終わった。特に、昨年ユーチューブを中心として2015年に発表した「My House」があらためて人気を集め、完全体での復活に対する期待感が高まっている。2PMのメンバーたちはカムバックを前に、積極的なソロ活動を通じて雰囲気を一段と盛り上げている。
テギョンはJYPエンターテインメントを離れ、51Kと専属契約を結び、俳優活動に集中している。昨年ドラマ『ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~』に出演したほか、最近は『ヴィンチェンツォ』で今までとは異なる演技を見せた。そのため、俳優活動にだけ専念するのではないかという声もあったが、テギョンは2PMとしての活動に対する愛情を示しており、完全体として一緒にカムバックする見通しだ。
昨年除隊したJun.Kとウヨンはそれぞれソロアルバムをリリースしたり、バラエティー番組に出演し、積極的に活動してきた。今年1月に除隊したチャンソンは、4月スタートのドラマ『だから俺はアンチと結婚した』の制作発表会で除隊前と変わらぬビジュアルを誇り、話題を呼んだ。
最後にジュノは、バラエティー番組『シングル男のハッピーライフ』に出演することで活動ののろしを上げた。ジュノは日課となっているスタイル管理の様子を公開し、16キロ減量したことを打ち明けた。また、ジュノは今年後半に放送予定のドラマへの出演を確定しており、2PMとしての活動以降、俳優としての歩みも続ける計画だ。
そのほか、メンバーたちが兵役に就いている間、タイや中華圏を中心に俳優としてキャリアを積んできたニックンは最近、中国のウェイボー授賞式で「スターライト・アーティスト賞」を受賞した。活発なソロ活動を通じてそれぞれ熱くなる準備を終えた2PMが完全体としてどのような姿を見せてくれるのか、関心が注がれている。
ハ・ナヨン記者