SEVENTEEN「ビルボードメインチャート入り目指す」

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気男性グループ、SEVENTEEN(セブンティーン)が18日、韓国8枚目のミニアルバム「Your Choice」をリリースした。

 この日開かれたオンライン記者会見で、メンバーのSEUNGKWAN(スングァン)は「このアルバムで米ビルボードのメインチャートにランクインしたい」と抱負を語った。

 今年でデビュー7年目のSEVENTEENは、昨年発売のミニアルバム「Heng:garae」、スペシャルアルバム「;[Semicolon]」などアルバム3作がミリオンセラーを達成したほか、日本のオリコンランキングでも1位を獲得したが、ビルボードのメインチャートにランクインしたことはない。

SEVENTEEN「ビルボードメインチャート入り目指す」

 しかし、最近は米有名トーク番組に出演し、活動の場を北米に広げている。23日からはABCテレビの「ジミー・キンメル・ライブ!」をはじめ米メディアで新曲のステージを披露する予定だ。

 「Your Choice」の制作には人気グループBTS(防弾少年団)を世界的なアーティストに育てたHYBE(ハイブ)の房時赫(パン・シヒョク)議長ら、ハイブレーベルのプロデューサー陣が参加した。SEVENTEENのアルバム制作への参加は今回が初めて。SEVENTEENの所属事務所、プレディスエンターテインメントは昨年、ハイブ(旧ビッグヒットエンターテインメント)に買収されて傘下に入った。

 メンバーのWOOZI(ウジ)も曲作りに参加したタイトル曲「Ready to love」は、友達だと思っていた人に恋心を抱くようになり告白の準備ができたというストーリーを表現した曲。SEVENTEENは、メンバー13人の息の合ったパフォーマンスも見逃せないポイントだと紹介した。

 全6曲が収録されたアルバムのキーワードは「愛」。HOSHI(ホシ)は、昨年は「青春」を応援し癒すメッセージを曲に込めたが、多くの人が共感できるテーマ―についてメンバーと話し合っているうちに最も普遍的な感情の「愛」をキーワードに決めたと説明した。JOSHUA(ジョシュア)は「人生や感情、混同の基礎には愛があると思う。SEVENTEENならではの方式で表現したかった」と語った。

 メンバーは愛を大きく感じる瞬間としてCARAT(SEVENTEENのファン)とともにいるときだと口をそろえる。

 THE8(ディエイト)は「コンサートで僕たちが登場したときに聞こえるファンの歓声が忘れられない」と話す。MINGYU(ミンギュ)も「アンコールのとき、音楽でファンとひとつになったときが最も強烈な瞬間だった」と振り返った。

 今月はEXO(エクソ)、MONSTA X(モンスタエックス)、TWICE(トゥワイス)など海外でも人気のグループが相次いで新譜を発表した。しかし、WONWOO(ウォヌ)は「音楽とパフォーマンスで自信があるので全くプレッシャーにならない」と自信をのぞかせた。SEUNGKWANもニューアルバムが「大きなチャレンジであり死活をかけたアルバムだ」と自負した。

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