イ・スンギ、キョン・ミリの次女との交際に反対デモまで…なぜ？

　イ・スンギとイ・ダインというスターカップルが誕生した。しかし、二人の交際は歓迎されていないようだ。

　イ・スンギとイ・ダインの交際説が5月24日に浮上し、イ・ダインの所属事務所は当日、「二人は先輩後輩として出会い、5、6カ月前から好意を持って、慎重にお互いについて知っていくところ」とコメントし、二人の交際を認めた。

　これが結婚説に拡大した。イ・スンギは34歳、イ・ダインは28歳で、二人とも結婚適齢期だ。また、交際説とともに公開されたデート写真には、二人で江原道旅行を楽しんだ後、イ・スンギが祖母にイ・ダインを紹介する様子が収められていた。それぞれ家族に紹介するほど真剣な交際をしているとみられる中、イ・スンギが今年4月にソウル市城北区城北洞にある一軒家を購入したことから、結婚説が一段と重みを増している。

　イ・スンギは2004年にデビューし、歌手として、俳優としてだけでなく、バラエティー番組でも活躍を繰り広げ、模範的なイメージで「国民の弟」という愛称が生じるほど愛されてきた。しかし、イ・ダインとの交際のニュースを受け、ファンたちによる声明書騒動から家の前での反対デモまで繰り広げられ、歓迎されていない。

　理由は、イ・ダインの養父に関係している。キョン・ミリは長女イ・ユビ、次女イ・ダインの父親イム・ヨンギュと離婚した後、現在の夫と再婚した。養父は2011年、株価を不正に操作したとして服役し、2016年に同じ容疑で身柄を拘束されたが、2019年に嫌疑なしに。キョン・ミリは当時、「夫の事件とは無関係」とし、夫が拘束されたという理由で社会的に批判されるのは不当だと訴えた。

　また、イ・ダインが居住している母親キョン・ミリの豪邸が公開され、非難に火が付いた。養父に株価操作疑惑が浮上した状況で地下2階、地上4階の超豪華住宅は納得できないというわけだ。また、イ・ダインはソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）に「わたしの部屋のリビングにテレビを置いた」と書き込み、家の広さを推測させ、よくない目で見られていた。

　イ・スンギとファンたちは甲論乙駁中だ。長い間模範的なイメージで愛されてきたイ・スンギのイメージにイ・ダインとの交際が悪影響を及ぼすかもしれないという懸念を示すかと思えば、「イ・スンギのプライバシーを尊重する」としながらも「まったく関係のない事件のことで非難されなければならないような交際を支持するファンはいない」とし、憶測やデマはやめてほしいという声明書を発表した。

　イ・スンギは所属事務所の去就問題により、交際を認めてから二日後に立場を表明した。イ・スンギは交際を認めながらも「未確認の無分別な憶測記事は控えていただきたい。温かい目で応援してほしい」と求めた。二人の交際には、依然として大衆の視線が注がれている。

チョ・ミョンヒョン記者