【edaily】またも中国だ。アイドルグループ防弾少年団(BTS)が米国ドラマ『フレンズ:ザ・リユニオン』にゲスト出演する中、中国での放送分から防弾少年団の登場シーンが削除されたことが伝えられた。
米国メディア「Variety」は27日(現地時間)、「iQIYI、アリババ優酷、テンセントビデオなど中国の主なストリーミングプラットフォームが『フレンズ:ザ・リユニオン』を公開したものの、ゲストとして出演した防弾少年団、レディー・ガガ、ジャスティ・ビーバーの登場シーンなど一部を削除して放送した」と伝えた。
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中国でも厚いファン層を有する『フレンズ』は、今回の再結集のニュースだけでも中国ファンの期待を一身に集めた。だが防弾少年団、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバーの登場シーンや一部の場面が削除されたことで、中国のネットユーザーは当惑を隠せない。
一部の中国ネットユーザーは、ウェイボー(微博)などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて「孤立主義の清に逆戻りしてるんじゃないか」「世界の他の国々と断絶している」というコメントで懸念を示したという。
中国の蛮行は今回が初めてではない。昨年、中国メディアや一部ネットユーザーは、韓米関係に貢献した人物・団体に与えられるヴァン・フリート賞の授与式で防弾少年が中国軍の犠牲について言及しなかったことから、中国を侮辱したと言いがかりをつけたことがある。
ユン・ギベク記者