【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が24日(現地時間)、英BBCのトーク番組「The One Show」に出演し、このほど世界同時リリースした新曲「Butter」や自らの音楽、ARMY(ファンの愛称)に対する思いなどを語った。
番組で、BTSは1990年代に人気を博した男性グループ、ボーイゾーンのメンバーだった歌手ローナン・キーティングからオンラインでインタビューを受けた。
キーティングはBTSについて、「世界で最も人気のあるボーイズバンド」だと紹介し、昨年8月リリースの英語曲「Dynamite」で米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」1位を獲得して「歴史を作った」などと伝えた。
「Dynamite」に続く全編英語詞の楽曲となった「Butter」に対する紹介を求められると、リーダーのRM(アールエム)は「重いメッセージのない、夏向けのダンス・ポップ・トラック。歌詞にあるように、人々をバターのように滑らかに踊らせ、笑わせ、幸せにしたかった」と語った。
BTSのスタイルをどう説明するかとの問いに、SUGA(シュガ)は「最初はヒップホップの好きな仲間が集まってグループをスタートさせたが、長い間さまざまなジャンルの音楽をやってみて、今ようやくぴったり合う服を着ているような気がする」と答え、自分たちに合ったスタイルを見つけたことを明かした。
インタビューでは世界各地のファンが動画を寄せ、「BTSの音楽は言葉を超える」などとBTSに熱狂する理由を語った。RMは「ARMYと僕たちは互いを幸せにし、バッテリーを充電しあっている。今やひとつのグループ、チームのように感じる」とファンへの思いを明かした。
BTSは、米国と並ぶポップミュージックの2大市場に挙げられる英国でも高い人気を誇っている。「MAP OF THE SOUL:PERSONA」や「MAP OF THE SOUL:7」が全英アルバムチャートで1位を獲得し、「Dynamite」は全英シングルチャートで3位と自己新記録を打ち立てた。「Butter」の記録も注目されている。