イ・ヒョリ「スンシムにまた会えたら、ただ、なでてやりたい」

 【STARNEWS】歌手イ・ヒョリが虹の橋を渡って天国に逝った愛犬スンシムのことを思い、こらえきれずに涙をこぼした。

 16日午前、放送されたバラエティー番組『TV動物農場』(SBS)では、イ・ヒョリとスンシムのエピソード第2弾を放送した。

 制作スタッフはこの日、イ・ヒョリに対し、ごくわずかの間でもスンシムと一緒にいられる時間がもし与えられるとしたら、どうするか尋ねた。すると、イ・ヒョリは「ただ、なでてやりたい。なでてやって、抱きしめて、ほかの犬たちと一緒ではなく、2人きりで散歩したい」とあふれる涙をぬぐった。

◆【写真】イ・ヒョリが愛犬「スンシム」とグラビア

イ・ヒョリ「スンシムにまた会えたら、ただ、なでてやりたい」

 スンシムを亡くした後の変化についても言及した。イ・ヒョリは「スンシムが逝ってから、ほかの犬たちにいっそう集中するようになった。いつか別れが来るとは思っていたけど、本当に別れが来るということに気付いたから、『その別れの瞬間に一番後悔したことを後悔しないようにしよう』(と思った)。最後まで(スンシムが)このように私を変えて、去って行った。最後まで私にいろいろなことを気付かせてくれた」と語った。

 その上で、イ・ヒョリは「一瞬、一瞬、(悲しみが)訪れる。十分に泣いて、十分に悲しんで、十分に愛していると言ってやって、そうした後に見送る時もお互いに悲しみやつらさよりも美しく終わることができて、美しく別れることができる(と思う)」と言った。

 スンシムと過ごした時間については、「美しい時間だった。ほかの言葉を口にするのは難しい」と短く答えた。

 イ・ヒョリは2010年に京畿道安城市内にある動物保護施設「平岡公主保護所」で、保護犬スンシムを引き取った。スンシムは昨年12月23日に天国へ旅立った。

ナム・ジョンヒョン記者

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