【STARNEWS】俳優チャン・ドンゴンがプレゼンターとして出演したJTBCドキュメンタリー『Back to the Books』が、第54回ヒューストン国際映画祭でフィルム・ドキュメンタリー部門の白金賞(Platinum Remi Award)を受賞した。
JTBC側は12日、こうしたニュースを伝えた。2018年に韓国放送通信電波振興院(KCA)の国際共同制作支援作品に選ばれた『Back to the Books』は、翌年に放送コンテンツ大賞の最優秀賞に輝き、既に韓国国内で高い評価を受けている。
今回、ヒューストン国際映画祭であらためて受賞の栄誉に浴し、世界的にも作品性を認められることになった。『Back to the
Books』は、長い歴史を持つ世界的な名門書店の経営の秘訣(ひけつ)と、各書店が社会の変化に寄与している部分に光を当てた番組だ。計4部にわたって中国、フランス、日本、韓国の書店を探訪し、各書店が都市と国の文化をどのように変化させるのかを見つめた。俳優チャン・ドンゴンが進行とナレーションを務めた。
2019年10月にJTBCで放送された『Back to the Books』は、後に日本へ輸出され、2020年に公共放送NHKでもプライムタイムに放送された。20年末からはOTT(オンライン動画サービス)を通して北米地域、21年からは欧州と南米を含む世界15地域のプラットフォームで放送中だ。
今回の受賞についてチャン・ドンゴンは「プレゼンターとして初めて出演した『Back to the Books』が米国の3大映画祭の一つに挙げられるヒューストン国際映画祭で受賞することになり、俳優としてうれしく、かつ光栄。紙の本を通して、アナログが与える安心感と温かい感情をより多くの方に感じていただけるとうれしく思う。本に対するわれわれの家庭と社会、周囲の多大な関心が高まっていくことを望む」と所感を伝えた。
カン・ミンギョン記者