チョン・ユミ「女優としての私と個人としての私を分けていない」＝「W KOREA」

　【STARNEWS】女優チョン・ユミがファッション・マガジン「W KOREA」のグラビアを公開した。

　これまで数多くの作品で、常に新たな一面を見せて大衆と向き合ってきたチョン・ユミ。今回のグラビアでもまた新たな魅力を見せている。

◆【写真】チョン・ユミ、独特の愛らしい魅力と幻想的雰囲気

　吹いてくる風にナチュラルになびくヘアスタイルで無心にカメラを見つめる時はアーバンでシックな面が、レースが美しい衣装では洗練された中でも独特の愛らしい面があふれてくる。中でもオレンジを顔と肩の間に挟んで目をそっと閉じるチョン・ユミの姿は幻想的でありながら自由を満喫する穏やかな空気に包まれていて、目を離せない。

　グラビア撮影と同時に行われたインタビューでは、チョン・ユミの内に秘めた思いも聞くことができた。これまでのフィードバックの中で最も印象的だった言葉を尋ねると、「デビューしたばかりのころ、知人から伝え聞いた言葉が思い出されます。映画を撮るのをやめたある監督が私を見て、『もう一度映画を撮りたくなった』と言ったという言葉です。それは告白のように思えました。仕事をすること、演技はいつも難しい。その時は運が良くて、本当に良い映画にキャスティングしてもらったという気持ちが強かったです。それがばれてしまったのかと怖くなったし、そういう状況で聞いたその一言に大きな力をもらった記憶があります」と慎重に語った。

　また、「何かやりたいことは？」という質問には、「変わることだと思います。すべてを手に入れることはできないし。何よりも規定して決めつけることに対する警戒心が生まれました。昨年の空いていた時に省察しながら、私という人間はかなり変わりました。2007年のドラマ『ケ・セラ・セラ』に出た時に自分の中の枠が一度壊れたとしたら、昨年はそれと同じように自らふわりと変化した時期だと言えます。あらゆるものはいつも相対的ですから。私がやりたいことを見るよりも、実際に体験するうちにやって来るものの方について、いろいろ考えます」と語った。

キム・ミファ記者