チョン・イル「時限爆弾のようだった脳動脈瘤、巡礼で良くなった」

 【NEWSIS】MBNのフードメンタリー・バラエティー番組『もっと食べて行って(家)』で俳優チョン・イルが脳動脈瘤(りゅう)の診断を受けていたことを告白した。

 18日に放送された同番組には女性アイドルグループ少女時代のクォン・ユリと俳優チョン・イルが出演した。2人は来月1日スタートのMBNドラマ『ポッサム-運命を盗む』でヒロインと男性主人公を演じる。

◆【写真】知英&チョン・イル主演『夜食男女』制作発表会

チョン・イル「時限爆弾のようだった脳動脈瘤、巡礼で良くなった」

 チョン・イルはこの日、「26歳で作品に出演した時、頭痛がひどくて病院に行き、検査を受けた。その時、脳動脈瘤と呼ばれる病気だと診断された」「脳動脈瘤とは血管が風船のように膨らむ状態で、もし爆発したら脳出血になる病気。若かったからひどく衝撃を受け、怖くて1カ月以上、家から外に出られなかった」と告白した。

 そして、「時限爆弾のようだった。いつ死ぬかもしれないという強迫観念と恐ろしさがあった」と当時の恐怖を説明した。

 だが、チョン・イルは(スペインの)サンティアゴ巡礼路を歩いて、つらい時期を乗り越えた。「(巡礼路では)すごく大変だったので、何も考えなくなった。また、『俳優チョン・イル』ではなく、『ありのままの年齢のチョン・イル』に戻って、旅行者たちと楽な気持ちで過ごしているうちに、俳優としての重圧がかなりなくなった」「以前は焦りや不安が大きかったが、巡礼から帰ってきた後は『今を楽しもう』『今に感謝しよう』と考えるようになるきっかけとなった」と語った。

ナム・ジョンヒョン記者

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