ユン・ヨジョン「アカデミー賞出席、息子がヘイトクライムを心配」

 【NEWSIS】映画『ミナリ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた女優ユン・ヨジョンが、授賞式への出席計画について打ち明けた。米国におけるアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)のため心配している息子が、ボディーガードをつけようと提案してきたという。

 ユン・ヨジョンは12日(現地時間)、米国の経済誌「フォーブス」とのインタビューで「わたしの二人の息子は米国在住で、ロサンゼルスで息子がアカデミー賞授賞式に出席しようとしているわたしのことを心配している」と語った。

◆【写真】ユン・ヨジョン「年寄りくさくならないよう頑張ってます」

ユン・ヨジョン「アカデミー賞出席、息子がヘイトクライムを心配」

 ユン・ヨジョンは「息子が『路上でお母さんがけがをするかもしれない』と言っている。わたしは高齢なので、どんなことが起きるか分からないと心配している」と説明した。

 ユン・ヨジョンは「ヘイトクライムの加害者たちは高齢者を狙っている、と息子が心配していた」とした上で「息子はわたしが(ヘイトクライムの)攻撃を受けるのではないかと心配している。これはひどいことだ」と強調した。

 アカデミー側は、助演女優賞にノミネートされたユン・ヨジョンと『ミナリ』で共演した女優ハン・イェリにも授賞式への出席を要請し、二人はスケジュールを調整中だ。

キム・ジウン記者

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