延世大学アンダーウッド家屋が文化財に

登録文化財となったソウル延世大学アンダーウッド家屋。/文化財庁
▲ 登録文化財となったソウル延世大学アンダーウッド家屋。/文化財庁

 ソウル市内にある延世大学アンダーウッド家屋が文化財となった。

 文化財庁は、延世大学の前身である延禧専門学校の第3代校長を務めたホレイス・グラント・アンダーウッド博士(韓国名・元漢慶)が1927年に居住目的で建設した住宅「アンダーウッド家屋」を文化財として登録したと発表。アンダーウッド家屋は延世大学の歴史的痕跡が建物のあちこ地に残っており、独特な建築形式とともに近代の西洋の住宅様式を目にすることができ、保存価値が大きい、と評価されている。

登録文化財となったソウル延世大学アンダーウッド家屋。/文化財庁
▲ 登録文化財となったソウル延世大学アンダーウッド家屋。/文化財庁

 文化財庁はまた、韓国初の消防ヘリコプターである「消防ヘリ・カササギ2号」、手話を説明した教材「韓国手語教材・手話」、1910年代の土地測量事業の遺物として江原道地方の地形や距離などを精密に測定する基準だった「高城・旧杆城基線点磐石」を文化財に登録し、「高興・小鹿島4・6事件陳情書および声明書」と「高興・小鹿島鹿山医学講習所の遺物」など3件を登録文化財として予告した。

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ホ・ユンヒ記者

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