「つらい時期を過ごしているけれど、ささいな日常を忘れず、元気を出して、ぽんぽん払いのけようという歌詞のポイントをうまく生かして鑑賞なさったらよいだろう」
新型コロナウイルス感染症に関する内容を込めたSUPER JUNIORの新曲「House Party」が話題を呼んでいる。3月16日にベールを脱いだ「House Party」は、軽快で楽しいリズムとギターリフが中毒性のあるディスコ・ポップ・ナンバーで、トレンディーなメロディーとトラップにより一段と力強い感じのダンス曲だ。
何より「House Party」は「一緒にいたいけどそれは少しだけ我慢して」とか「パーティー」や「コンサート」などに「NO」と叫び、「縦横1メートルくらい距離を置いて」というように、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保することが重要だという内容まで、「新たにできたルールに合わせてお互いを守るステキなマナー」を見せてほしいと呼び掛けている。
このように、新型コロナウイルス感染症が流行している状況の中、逸脱は少しだけ我慢しようという呼び掛けをユニークに解釈しており、SUPER JUNIORにしか歌いこなせない曲であるとし、よい反応を得ている中、インドネシア保健福祉当局はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)チャンネルにSUPER JUNIORの新曲のミュージックビデオを掲載し、「House Party」について「歌詞が簡単で、メッセージ性がある」と言及した。
SUPER JUNIORはこれに先立ち、インドネシアで開催された2018年アジア競技大会の閉幕式のステージにも立っており、インドネシアで人気を集めている。こうした状況の中、インドネシアの保健福祉当局によるユニークなメッセージが伝えられ、現地のファンたちは該当のSNSチャンネルにコメントを寄せ、熱烈な反応を見せている。
また、世界保健機関(WHO)の事務局長もSUPER JUNIORの新曲に言及し、「われわれはお互いに保護し、伝染病を統制するため、依然として『新型コロナウイルス感染症』に対する予防措置を維持する必要があるが、音楽を通じてこれを思い起こさせてくれて感謝している」とコメントし、感謝の気持ちを伝えた。
このように、K-POPアーティストとしてよい影響力を与えているSUPER JUNIORは、新曲「House Party」を引っさげ、積極的な活動を繰り広げている。
ハ・ナヨン記者