コリアハウス初、蚕室に新店舗オープン…Kフード拡大のポイントに

 コリアハウス初の外部店舗1号店が4月1日、ソウル・蚕室のロッテワールドモールにオープンする。

 韓国文化財団は、宮中・伝統料理専門の韓国料理店コリアハウスと同店が手掛けるプレミアム宮中茶菓カフェ古好齋を今後は江南エリアでも楽しむことができる、と3月29日発表した。

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コリアハウス初の外部店舗1号店
▲ コリアハウス初の外部店舗1号店

 コリアハウスのナ・ジョンヒ館長は「このたびのコリアハウス店舗拡張は、上品なKフードおよびK文化拡大の新たなポイントになるだろう」とコメントした。

 1957年から国賓のための迎賓館として使われてきたコリアハウスは、オープン以来、ソウル市中区退渓路だけで営業してきたが、thebiggerとの業務協約を通じ、初めて外部店舗1号店をオープンすることになった。

 特に、韓屋(韓国の伝統家屋)のコリアハウスで楽しまれていた伝統のすばらしさと余裕を現代的な建物で伝えるため、国家無形文化財第77号鍮器匠イ・ヒョングンさんの鍮器を食器として使用し、全羅北道無形文化財第45号雨傘匠ユン・ギュサンさんの紙雨傘をインテリアに使うなど、無形文化財を活用。

 ロッテワールドモールでもコリアハウスの人気メニューをはじめ、韓定食のコース料理まで味わうことができる。古好齋では古好齋アフタヌーンティーセット、高宗皇帝が好きだったというカベ(コーヒー)、韓国の旬のフルーツを使ったデザートを楽しめる。

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