【NEWSIS】俳優カム・ウソンも、SBSドラマ『朝鮮退魔師』の歴史歪曲(わいきょく)論争に関して結局謝罪することになった。
カム・ウソンは27日、所属事務所WIPのソーシャルメディアを通して「出演した俳優かつ制作陣の一員として、韓国国民の皆さんにご心配をおかけしたことを謝罪申し上げる」と頭を下げた。
◆【写真】チャン・ドンユン&カム・ウソン主演『朝鮮退魔師』制作発表会
続いて「一般の人々に大きな影響を及ぼす俳優として、より深く推し量ることができず、失望感を抱かせてしまったこともまた恐縮している」とカム・ウソン。
さらに「『朝鮮退魔師』がフィクションのストーリーであっても、実在の人物として番組を引っ張っていかなければならない俳優として、視聴者の方々の目に歴史歪曲と映る可能性を認識できなかった」とし、「これまで5カ月間、キャスト全員それぞれ自分の役割だけをこなし、細かな注意を払うことができず、これによって今回のドラマ放映中止に至った点、ドラマ制作に参加した一員としてあらためてお詫び申し上げる」とコメントした。
カム・ウソンは『朝鮮退魔師』で朝鮮国王太宗役を務めた。ドラマの太宗は史実と異なり、罪のない民を理由もなく虐殺する人物として描かれ、論争を引き起こした。全州李氏宗親会がドラマの放送中止を要求するという一幕もあった。
『朝鮮退魔師』で国巫堂の都巫女ムファ役を務めた女優チョン・ヘソンも同日、ソーシャルメディアを通じて謝罪した。
イ・ジェフン記者