山に囲まれた旌善の見どころ、ピョンバンチ・スカイウオークから画岩洞窟まで

 旌善旅行を古汗邑で終えてはもったいない。山々に囲まれた江原道旌善郡では、山を越えるたびに新しい風景が待っているからだ。

 曲がりくねった道を通って丙方山へと向かう。海抜583メートルのところにある絶壁の端に、透明な強化ガラスでつくられた長さ11メートルのU字型ピョンバンチ・スカイウオークが設置されている。ここから眺める風景は圧巻だ。韓半島(朝鮮半島)の地形に似た栗島を囲むように流れる東江を一望できる。絵のような風景は、スカイウオークの上にいるスリル感まで忘れさせる。東江の風景をよりいっそうスリリングに楽しみたかったら、ジップラインに挑戦してみるとよい。最高時速120キロで渓谷の間を滑降する。スカイウオークの入場料は大人2000ウォン(約190円)、子ども1000ウォン(約95円)。ジップラインは3万5000ウォン(約3350円)。午前9時から午後5時まで。

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山に囲まれた旌善の見どころ、ピョンバンチ・スカイウオークから画岩洞窟まで

 ぐるぐる道は、ピョンバンチ・スカイウオークと橘岩里・東江オキナグサ村を結ぶ峠道だ。川辺の道ができるまで、橘岩里の住民たちが旌善五日市場まで行き来するためにつくられた道だ。急な山道をぐるぐる回っていくことから、ぐるぐる道と呼ばれるようになった。東江の景色を眺めながら歩くとよい。全長3キロほどで、所要時間はおよそ1時間30分。橘岩里・東江オキナグサ村では3月末から4月初めまで、東江オキナグサを目にすることができる。東江周辺の石灰岩の裂け目に咲く薄ピンク、青紫、紫色の東江オキナグサを鑑賞するとよい。

 再び山を越えて画岩洞窟に向かう。画岩洞窟は1922年から1945年まで、金を生産していた泉浦鉱山だ。金鉱を開発して発見された天然の洞窟と人工の坑道をめぐることができる。洞窟の入り口まではモノレールに乗って移動する。上部坑道と下部坑道を連結する365段の階段は急だ。大変だがこの階段を降りていくと、洞窟内で繰り広げられる幻想的なメディアアートショーを鑑賞することができる。画岩洞窟の入場料は大人5000ウォン(約475円)、子ども2000ウォン、モノレールは大人3000ウォン(約285円)、子ども1500ウォン(約142円)。午前9時から午後6時まで。

カン・ジョンミ記者

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