【STARNEWS】3人目のゲストとしてバラエティー番組『スミ山荘』に登場したRAIN(ピ)が亡くなった母親に対する切ない気持ちを打ち明け、人々の胸を打った。
11日放送の『スミ山荘』にRAINが出演。この日、山荘の主人であるキム・スミがRAINと魚を焼きながら談笑中、「RAINくらいになると、お姫さまのような奥さんや子どもたちがいて、お金もたくさんあるから、みんな何の心配もないと思うだろうけれど、それでも心配事はあるでしょう?」と尋ねた。
これに対し、RAINは「実は母親がいない、穴を感じます」と答え、早くに亡くなった母親に対する気持ちを淡々と告白した。
RAINは「何をしても幸せではないし、胸が張り裂けそうになるときがあります」とした上で「母親は最後のころほとんど食べられなかったけれど、誕生日に僕がレトルトのワカメスープをつくってあげました。たぶんつらかっただろうに、息子がつくってくれたものだからと思って食べたのでしょう」と話し、母親との最後の思い出を振り返った。また「生きていると、苦難と幸福が絶妙に交錯するようです」と語った。
キム・スミは「それでも、そんな苦難が今日のRAINをつくってくれた原動力だったんじゃない?」と尋ね、RAINは「母親が亡くなったよとき、これ以上ないくらいの苦難を感じました」と回答。そして「当時はお金がなくて母親の葬儀もきちんと挙げられず、きょうだいの食事も面倒を見てあげることができませんでした」と振り返ったRAINは「後になって考えてみると、どんな苦難も乗り越えられると思いました」と告白した。
「人生が思い通りいかなくても『いつかうまくいくだろう、耐えれば打つ勝てる日が来るだろう』と思っていました」というRAINの言葉に、キム・スミは「私はパンチを受けたらすぐに反撃するけど、こういう性格って本当にいいわね」と話し、笑いを誘った。
イ・ギョンホ記者