【NEWSIS】抗精神性睡眠麻酔薬を常習的に乱用した罪で起訴された歌手フィソン(39、本名:チェ・フィソン)に、執行猶予付きの懲役刑が言い渡された。
大邱地裁安東支部刑事2単独の趙淳杓(チョ・スンピョ)判事は9日の判決公判にて、「麻薬類管理に関する法律」違反(向精)の罪で在宅起訴されたフィソンに対し懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
また社会奉仕命令40時間、薬物治療講義受講40時間、追徴金6050万ウォン(約578万円)も併せて宣告した。
フィソンは、2019年12月にプロポフォールを数回にわたって乱用した罪に問われている。
裁判部は「被告人は職業の特性上、負担感や圧迫感が甚だしく、これによる慢性的な不眠症とうつの症状を克服する過程でプロポフォールの中毒になったものとみられる」とし、「遅まきながらも誤りを悔いており、刑事処罰の前歴がない点などを参酌した」と量刑理由を明かした。
キム・ジンホ記者