【STARNEWS】俳優ソン・ジュンギ(35)が、Netflixで独占配信中の映画『スペース・スウィーパーズ』(チョ・ソンヒ監督)で演じたテホを見て思い浮かんだ「自暴自棄」という単語について語った。
ソン・ジュンギは2月9日、オンライン上で『スペース・スウィーパーズ』ラウンドインタビューに臨んだ。ソン・ジュンギはインタビューを通じ、『スペース・スウィーパーズ』のビハインドストーリーをはじめさまざまな話をした。
『スペース・スウィーパーズ』は2092年を舞台に、宇宙ごみ掃除船「勝利号」の船員たちが大量殺傷兵器として知られている人間型ロボット「ドロシー」を発見した後、危険な取引にかかわることになるというストーリーを描く作品だ。
ソン・ジュンギは劇中、「勝利号」の操縦士キム・テホ役を演じている。キム・テホは元UTS機動隊のエースだった。頂点から一瞬にしてどん底に落ちた後、勝利号の操縦士となり、必死で金を稼ごうとする人物だ。
これに先立ち、ソン・ジュンギは『スペース・スウィーパーズ』ライブカンファレンスを通じ、同作のシナリオを見た後、テホという人物を思い浮かべたとき、真っ先に「自暴自棄」という単語が頭をよぎったと打ち明けた。ソン・ジュンギは「人生のすべてを手放し、何も考えられず、低迷している人物だと思い、撮影に臨んだ」とした上で「実際のソン・ジュンギの心の状態とテホ役を表現するとき、似ていたように思う」とコメントした。
ソン・ジュンギはこの日、「まさに言葉通りではないか。それがすべてだったと思う」と口を開いた。ソン・ジュンギは「僕が『自暴自棄』という単語を使ったのは、実際に僕がそうだったからだ。当時に似ていたため、そう言った」と語った。さらに「詳しくお話したいこともある。でも、僕の個人史だから余白の美を残しておきたい」とコメントした。
ソン・ジュンギは「テホは最初は近づきにくかった。これは単純にアプローチしたから難しかったようだ。後になって、悩みがだいぶ解決した。僕という俳優は娘を抱えた父親役をしたことはなく、実際にそんな経験をしたことがないから『どのように表現しようか』『果たして皆さんは父親役を演じる僕を受け入れてくれるだろうか』といった悩みが大きかった」と打ち明けた。
なお、『スペース・スウィーパーズ』は2月5日からNetflixを通じて配信中だ。
カン・ミンギョン記者