韓国が2020年自動車生産量5位…1位は中国、日本は？

　韓国が自動車生産台数で5年ぶりに世界ランキング5位を奪還した。

　韓国自動車産業協会（KAMA）の「2020年10大自動車生産現況」と題する資料によると、韓国は2016年にインドに5位の座を明け渡してから5年ぶりに再び5位に返り咲いた。それまで韓国は自動車生産台数で7位だった。

　世界の自動車生産は新型コロナウイルス感染症の影響で15.5％減少した一方、韓国は昨年350万6848台を生産した。2019年の395万614台に比べると11.2％減少したが、ほかの国と比較し、相対的に減少幅が小さかった。

　1ー4位の生産国すべてで生産量が減少したが、順位の変動はなかった。1位の中国は2％減少し、2位は米国（マイナス19％）、3位は日本（マイナス16.7％）、4位はドイツ（マイナス24.7％）だった。

　インドとメキシコはそれぞれ24.9％、21.2％減少し、順位がワンランクずつ下落して6位、7位を占めた。スペインとブラジルはそれぞれ19.6％、31.6％減少して8位、9位だった。ロシアは2000年以降、初めて10位以内にランクインし、2019年に10位だったフランスはタイ（11位）、カナダ（12位）に続いて13位に順位を下げた。