「マンネンタケ」「不老草」などと呼ばれる霊芝が冬に増加する不眠症を緩和し、呼吸器の健康維持を助けることが分かった。
農村振興庁は心臓や脾臓、肺に作用し、精神を安定させ、消耗した生気や体液を補う作用がある霊芝を呼吸器の健康維持や不眠症改善のための補助療法として推薦した。
霊芝は睡眠中にたびたび目を覚ましたりよく夢を見るとき、心臓がドキドキして不安なとき、記憶力が低下したときなどに摂取するとよい。また、霊芝は弱まった肺機能を改善し、せきがなかなか止まらずたんがからむときにも効果的だ。
家庭で霊芝を活用するには、霊芝15グラムにうるち米50グラムを加えて粥にしたり、水1リットルに霊芝20グラムを入れてお茶を沸かして飲むとよい。霊芝茶は、好みに合わせてナツメやカンゾウなどを加えて沸かすと風味を楽しめる。
ただし、霊芝をあまり摂取しすぎるのはよくない。霊芝粥の一日の推奨量は1皿で、お茶なら1杯だ。農村振興庁国立園芸特作科学院のキム・グムスク高麗人参特作利用チーム長は「冬に健康を守る補助療法として霊芝を活用するときは、専門家と相談し、健康状態や体質に合わせて摂取方法や量を調節しなければならない」とアドバイスした。
キム・ジョンア記者