韓国が「2021年ブルームバーグ・イノベーション指数」で最も革新的な国に選ばれた。
ブルームバーグは2日、「2021年ブルームバーグ・イノベーション指数」上位60カ国・地域のリストを発表し、韓国が1位だったと報じた。韓国は昨年2位にランクインしたのに続き、今年は1位を記録。一方、昨年1位だったドイツは3ランクダウンして4位にとどまった。
「ブルームバーグ・イノベーション指数」は、研究開発支出や製造能力、ハイテク上場企業の集中度など均等に加重したカテゴリー指標を使い、数十の基準で各国・地域を分析したものだ。
韓国は100点満点中90.49点で1位を記録した。シンガポールが87.76点で2位に入り、スイス(87.60点)、ドイツ(86.45点)、スウェーデン(86.39点)の順で後に続いた。米国は11位(83.59点)、日本は12位(82.86点)、中国は16位(79.41点)だった。
1位となった韓国と2位のシンガポール、7位のイスラエルを除き、トップ10入りしたのはすべて欧州の国々だった。
ブルームバーグは「韓国が1位を占めた理由はR&Dおよび製造業の強さと特許活動増加のため」と説明した。