『VINCENZO』ソン・ジュンギ「“いい人”イメージはあるけど…内面の毒を投影したい」

【STARNEWS】俳優ソン・ジュンギが、『VINCENZO』でダークヒーロー像を見せてくれる。

 15日午後2時、tvN土日ドラマ『VINCENZO(ヴィンチェンツォ)』(パク・ジェボム脚本、キム・ヒウォン演出)のオンライン制作発表会が開かれた。

◆【写真】ソン・ジュンギ&チョン・ヨビン「『VINCENZO』期待してね」

『VINCENZO』ソン・ジュンギ「“いい人”イメージはあるけど…内面の毒を投影したい」

 ソン・ジュンギは、イタリアからやって来たマフィアの弁護士「ヴィンチェンツォ・カサノ」役を務める。ソン・ジュンギは「このごろニュースを見てると、いろんな分野でほんとに悪い人々が出てきていて、脚本家さんがくださった企画の意図にこれほど強く共感するのは初めてだった」とし、「社会批判的な内容を愉快に解きほぐしたいという視角が、サイダーのようにさわやかにアプローチしてきた」と語って、『VINCENZO』に参加した心境を明かした。

 続いて「脚本家さんと監督さんが番組に込めたい社会的批判が心に響き、強いやつが悪いやつを処断するというフレーズにはすかっとした」と言うソン・ジュンギは、自身のキャラクターについて「イタリアでずっと暮らしてきたすごく異質な友だちが母親の国である韓国に来て直面する事件は、残念なものでもあるし寂しいものでもあって、胸がすっきりした」と語った。

『VINCENZO』ソン・ジュンギ「“いい人”イメージはあるけど…内面の毒を投影したい」

 「いい人」のイメージを持つソン・ジュンギは、ダークヒーローをどのように見せることができるのだろうか。ソン・ジュンギは「無理して何かやるというよりも、自分の中にはいろんな面があるので、人々が見たイメージではない、別の面を見せようと思った。自分自身も振り返ってみようと思った。自分の中にあるワルさ、毒々しさ、鋭さを自然に『ヴィンチェンツォ』に投影しようと思った」と明かした。

ハン・ヘソン記者

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