【NEWSIS】認知症の女優ユン・ジョンヒを家族がフランスで放置しているという疑惑が取りざたされている中、夫でフランス在住ピアニストの白建宇(ペク・コヌまたはクン=ウー・パイク)の公演を担当する公演企画会社ヴィンチェロが「虚偽の事実だ」との公式コメントを出した。
ヴィンチェロは7日、「最近、青瓦台国民請願サイトやインターネット・コミュニティー・サイトを通じて、当社のアーティストであるピアニスト、白建宇とその娘ペク・ジンヒに対して、虚偽の事実が流布されていることを確認した」「その内容はウソであり、根拠のない主張だ」と明らかにした。
ヴィンチェロは「白建宇とユン・ジョンヒは、ずっと共に演奏旅行をしていたが、数年前からユン・ジョンヒの健康状態が急速に悪化し、長ければ数十時間にわたる長旅に同行できない状況になった」と伝えた。
しかし、「家族と遠く離れて生活しなければなら療養病院ではなく、家族の近くで仲むつまじく過ごせる環境ということでペク・ジンヒのアパートのすぐ隣で、白建宇の家族と裁判所から指定された介護人の暖かい世話を受けて生活できるようにしている」と、ユン・ジョンヒの現在の状態を明らかにした。
また、「書き込みの内容とは違い、医師の周期的な往診や治療と共に、快適で安定した生活をしており、書き込みで言及されている制限された電話や訪問の約束は、すべての裁判所の判決の下、決定された内容であることをはっきり申し上げる」としている。
ヴィンチェロは「現在のユン・ジョンヒには快適で安定した生活が必要だ。公人という理由一つで、個人史がいちいち公開される状況は望んでいない」「確認されていない事実を元に作成された悪意あるコメントの無分別な拡散やデマの再生産、憶測による報道など、アーティストとアーティストの家族の人格と名誉を毀損(きそん)するあらゆる行為はこれ以上、ご遠慮いただきたい」と強調した。
ナム・ジョンヒョン記者