【ソウル聯合ニュース】日本でも3月に公開される米国映画「ミナリ」に出演している韓国のベテラン女優ユン・ヨジョンが、4月に授賞式が開かれる米アカデミー賞の助演女優賞の最有力候補として挙げられている。
米芸能誌バラエティーはアカデミー賞の受賞予想記事で、ユン・ヨジョンが「ミナリ」で愛らしいおばあさん役を演じ、批評家らによる賞でリードしていると評した。ユン・ヨジョンはナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)の助演女優賞など数々の賞に輝いている。
同誌はユン・ヨジョンが受賞すれば、1957年のハリウッド映画「サヨナラ」のナンシー梅木以来となるアジア系による助演女優賞になると報じている。
韓国系米国人のリー・アイザック・チョン監督による「ミナリ」は、1980年代に希望を求めて米国に移住した韓国人一家の物語。ユン・ヨジョンは若い夫婦とその子どもを助けるために韓国から来たおばあさんスンジャを演じた。