「韓国のジヴェルニー」と呼ばれる安東・秘密の森を散策

「韓国のジヴェルニー」と呼ばれる安東・秘密の森を散策

 よく知られている名所をめぐるだけでも時間が足りない安東市(慶尚北道)だが、最近話題の観光スポットを外すわけにはいかない。

 異国的な風景、雰囲気によりソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で「人生プレイス」に浮上している洛江水路公園がその主人公。安東ダム水力発電所の入り口の左側にひっそりとあるこの小さな公園は、「安東秘密の森」として有名だ。まっすぐに伸びたメタセコイアやモミの木に囲まれており、外からはよく見えないが、公園の中に入っていくと、小さな池と噴水、滝、森が調和をなした、絵のような庭園が広がっている。まるで印象派を代表するフランスの画家クロード・モネが愛したジヴェルニーの庭に似ていることから、「韓国のジヴェルニー」と呼ばれている。SNSで見ていたうっそうとした森と睡蓮は今は影を潜めているが、真冬にも異国的な情緒を感じることができる。寒さのため閑散とした公園を歩きながら、思う存分記念に残る写真を撮影するチャンスだ。

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「韓国のジヴェルニー」と呼ばれる安東・秘密の森を散策

 洛江水路公園は安東ダムに続いている。散策路に沿って丘を上がると、ダムの頂上にたどり着く。丘の上には伝統様式でつくられた楼閣がある。安東湖や洛東江、月映橋一帯を一望できる安東楼だ。安東の隠れた夕日、夜景スポットとして挙げられる安東楼は、、旅行コースとして別途追加するに値する。安東ダムの頂上を歩いて回るのもよい。見晴らしのよいダムの上を歩きながら眺める景色は爽快だ。安東ダム頂上の道は毎日午前10時から午後5時まで開放されている。

 洛江水路公園は月映橋から2キロのところにある。月映橋と合わせてめぐるとよい。これに湖畔ナドゥリ(お出掛け)道を追加すれば言うことなし。月映橋から法興橋まで、安東ダムの補助湖に沿って続く2キロの散策路は、山と湖が調和をなした風景を楽しみながら気軽に歩くのにピッタリにコースだ。夜間にも開放されており、月映橋の夜景を鑑賞することができる。

カン・ジョンミ記者

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