動画投稿共有サイト「ユーチューブ」で2020年に韓国国内の利用者が最も多く視聴したミュージックビデオ(MV)は防弾少年団(BTS)の「Dynamite」だということが分かった。
防弾少年団の「Dynamite」は2020年8月にユーチューブで最初に公開された後、24時間以内に再生回数が1億110万回を記録。韓国のアーティストで初めて、米ビルボードのメイン・シングル・チャート「ホット100」で首位に立つなど、新たな歴史を築いて注目を集めた。
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また、2月に華やかなパフォーマンスで注目を集めた防弾少年団の別のミュージックビデオ「ONーKinetic Manifesto Film:Come Prima」は3位にランクイン。
一方、2020年1月に公開されたZICOの「Any song」が2位を占めた。防弾少年団とともに米誌タイムの「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」にノミネートされたBLACKPINKも、「How You Like That」と「Lovesick Girls」がそれぞれ4位、9位にランクインした。
7位にはドラマ『賢い医師生活』(tvN)主演の俳優チョ・ジョンソクが自ら歌った挿入歌「Aloha」が入った。医師5人組の物語を描いた『賢い医師生活』は、2020年上半期に人気を集めた。
秋夕(中秋節)連休を熱く盛り上げた「歌王」ことナ・フナの「テス兄貴!」が8位に名を連ねた。秋夕特番『大韓民国アゲイン・ナ・フナ』(KBS第2)は視聴率29%を記録し、「ナ・フナ・ブーム」を巻き起こした。
このとき広く知られるようになった「テス兄貴!」は哲学者ソクラテスに世の中について問うユーモラスな歌詞で、放送後には中高年だけでなく、若者たちの間でも口コミで広まり、ミュージックビデオも人気を集めた。