ここ3年間のユーチューブや移動通信、カード資料などを分析。特に、新型コロナウイルス感染症拡大による国民の心境の変化が旅行市場に及ぼした影響を把握するため、2018年から2020年にかけて3年間の膨大な資料を比較した。
韓国観光公社によると、「B.E.T.W.E.E.N」はコロナ禍における不安感、コロナ後の時代に対する期待感、その間を意味するという。
◆2020年来韓した外国人観光客が前年比94.6%激減、日本は?
新型コロナウイルス感染症による不安心理は「ヒーリング旅行」「近郊中心の短期旅行」「伝統的な人気観光地よりは静かな小都市メインの旅行」「団体旅行よりは少数の親しい人たちとの旅行」など、安全な旅行を追い求める流れへの変化を引き出している。
一方、実際に旅行による移動や消費量が減少したにもかかわらず、旅行に対する渇望は依然として存在していることが確認され、新型コロナウイルス感染症収束後に対する期待心理が作用し、これまでとは異なる新しく独特な旅行コンテンツに対する関心が大きくなっていることが分かった。