カンヌ席巻しオスカーさらったポン・ジュノ監督、今回はベネチアの審査委員長に

 【STARNEWS】映画『パラサイト 半地下の家族』でカンヌ国際映画祭の最高賞「パルム・ドール」を受賞したほか、米アカデミー賞で作品賞・監督賞など4つのオスカー像を手にしたポン・ジュノ監督が、世界3大映画祭の1つベネチア国際映画祭の審査委員長に任命された。

 ベネチア国際映画祭側は15日(現地時間)、公式声明を出し、ポン・ジュノ監督が9月に開催される同映画祭の審査委員長を務めると発表した。韓国の映画監督がベネチア国際映画祭の審査委員長を務めるのはポン・ジュノ監督が初めてだ。

◆【写真】アカデミー4冠『パラサイト』キャストら記者会見

カンヌ席巻しオスカーさらったポン・ジュノ監督、今回はベネチアの審査委員長に

 同映画祭のアルベルト・バーベラ芸術監督は「第78回ベネチア国際映画祭に関する良いニュースの中で1番目はポン・ジュノ監督が審査委員長を務めることに対して熱い反応を見せたということだ」「ポン・ジュノ監督は世界の映画界で最も率直で独創的な声の1人だ」と説明した。

 ポン・ジュノ監督はベネチア国際映画祭側を通じて「長い伝統と歴史を持つベネチア国際映画祭の審査委員長に任命されて光栄だ。審査委員長として、また映画ファンとしてベネチア国際映画祭が選んだすべての偉大な作品を鑑賞し、拍手を送る準備ができている。胸がときめき、うれしい」と心境を語った。

キム・ミファ記者

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