【NEWSIS】世界の主な映画協会賞や授賞式で計31冠を達成した映画『ミナリ』の主演女優ハン・イェリが、ポン・ジュノ監督から惜しみない賛辞を送られた。
配給会社パン・シネマが14日に明らかにしたところによると、昨年12月に「バラエティー」が企画したオンライン対談で、ポン・ジュノ監督は「『ミナリ』で驚いたのは、ハン・イェリとユン・ヨジョン先生の母娘の演技。2女優の秀でたパフォーマンス」だったと語った。
ポン・ジュノ監督は「最初、実家のお母さんが(米国に)来た時の、ハン・イェリさんの演技が特に好き」とし、「(ハン・イェリとユン・ヨジョンが)見た目の印象は別に似たようなところはないけれども、女優ハン・イェリの繊細な演技のおかげで『うわあ、母娘だな』『家族だな』と感じられる」と激賞した。
米国の映画専門誌「COLLIDER」は、ハン・イェリを『ザ・プロム』のメリル・ストリープ、『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』のエイミー・アダムス、『Emma』のアニャ・テイラー=ジョイと共に「2021年オスカー主演女優賞予想候補(in the mix)」に選んだ。
『ミナリ』は、希望を求めて見知らぬ米国へと渡った韓国系一家の、非常に特別な旅路を描いた物語。今年上半期に封切りされる予定だ。
イ・ヒョンジュ記者